2506 温根内木道行3
釧路湿原温根内木道行(2025年6月2日)-番外
古い牛乳缶(牛乳集荷用の缶)を見て、あれこれ想像した。
↑ 上の画像1枚目は今回撮った牛乳缶。2枚目は16年前(2009年 H21 4月29日)に撮った牛乳缶。三つあった缶が二つに減っているが姿形は変わってない。風雨に曝されているのだが、劣化が進んだようすはなかった。牛乳缶はビジターセンター手前を左に入った小道に放置されていた。
なぜ、この場所にあるのだろう?以前、このことをブログにアップした時、鶴居村営軌道が牛乳の集荷をしていたので、その名残ではないか?と教えてくれた人がいた。
それで調べてみた。そうしたら、「鉄道歴史地図」というサイトがあって、鶴居村営軌道雪裡(せつり又はせっつり)線の線路、駅などの詳細に亘る記述と地図があった。ただ、リンクの可否については不明だったので、それを見ながらOpenStreetMapに線路跡を描いてみた。
↑ OpenStreetMap:牛乳缶があった場所は、軌道の線路跡だ。なので、画像の缶は牛乳の出荷に用いていたものだと思う。ただ、この場所は駅から離れている。「温根内駅」は地図の上方向にあった。
そうなると、牛乳の集荷は駅にこだわらず、酪農家が決められた場所に置いておくと集荷してくれたのではないか?そう想像するのだが、いつかこの事情に詳しい人がいたら聞いてみたい。もし、この牛乳缶が鶴居村営軌道で集荷していたものなら、廃線になったのが1968年(昭43)だから57年前からあることになる。
以下は、2023年(R5)10月に訪れた鶴居村ふるさと情報館に展示されている鶴居村営軌道の車輌と案内板。
以上
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