今日の釧路 2025年3月5日(水) |
日の出 | 5:52 |
天気 (5:00) | 晴れ |
気温 (5:00) | -6.7℃ |
気圧 (5:00) | 1027.3hPa |
予報 | 曇りのち雪 |
予想最高気温 | 1℃ |
記載時刻 | 10:50 |

イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
https://ha-chi.biz/
今朝の釧路は曇りです。10時の気温は-2.2℃です。
釧路駅:PhotoAC提供素材(一部加工)
ここ数日、自分が撮った釧路駅の画像を探していました。駅前広場の開業記念モニュメント越しに撮った1枚があったはずです。でも、どのフォルダを開いても見つかりませんでした。それで、PhotoAC提供の無料素材を掲載させてもらいました。季節感ピッタリの1枚がありました。
なぜ、釧路駅の画像を探したかというと、日々巡回先に昔のことだけど、函館-釧路を鈍行で、それも蒸気機関車が牽引する列車に乗って20時間半かかった、という記事があったからです。私は、1970年(昭45)の春に釧路-函館-青森-上野、夏にはその逆を国鉄を利用したのですが、片道24時間でした。釧路-函館は特急で、函館-青森は青函連絡船(これも国鉄でした)、青森-上野は急行寝台でした。鈍行に20時間半乗車というのは、強靱な体力・気力があったからこそなのだと思います。といったことを書きたくて駅舎の画像を探していました。
ところで、上の画像に写る釧路駅は、釧路市史の1961年(昭36)の欄に「8月1日 国鉄『釧路民衆駅』が使用開始される」とあります。なので、釧路駅は築63年です。ちなみに同年の出来事として、「7月26日 市内で初めてのプールが鶴ヶ岱公園内にオープンする。」とあり、「9月20日 釧路東映ホテルが浦見町の日赤病院跡地にオープンする。」とあります。プールも東映ホテルもとっくの昔に解体されています。釧路駅、かなりがんばってます。
そういえば、Threads(SNS」すれっず)には、観光で釧路を訪れた方の投稿が度々掲載されるのですが、その中に、「釧路駅懐かしい」というのがありました。これ、以前も訪れていて懐かしいのでなく、国鉄時代に釧路駅と同じ外壁材を用いた駅舎が全国で何箇所か建てられたようで、それが釧路では現存していたので懐かしい、ということでした。ひょっとしたら、釧路駅は有形文化財なみの価値があるのかも。
上述の「民衆駅」というのは、市史に「駅舎建設資金を地元にも負担してもらい、代わりに商業施設を駅内に設けたものを『民衆駅』と言った。」とあります。この商業施設というのは、地下にあったステーションデパートだと思いますが、20年くらい前に閉店しています。
それにしても、駅の建設資金を地元も負担したのですから、この頃の釧路は、水産・石炭・製紙の三大基盤産業がしっかりしていたのです。1961年(昭36)、私は小4でしたが、市民運動会には各企業が参加していました。その対抗意識も強く、応援合戦は派手な飾り付けをした大きな看板を掲げて、当時人気だった大学野球の早慶戦のようでした。これ、大げさでなく、ホント、そうだったのです。
最近のコメント