2409 白金野営場行
9月8日(日)から3泊4日で白金野営場行でした。
以下、画像クリックで拡大表示します。
↑ まずはJR新得駅へ。新得町は十勝の北西部に位置します。ここから狩勝峠を越えると南富良野に至ります。狩勝峠は山田洋次監督作品「幸福の黄色いハンカチ」に登場します。出所した高倉健さんが、武田鉄矢さんに代わって運転して、この峠にさしかかった時、検問で無免許運転(収監中に免許失効))が発覚します。そして、新得警察者で取り調べを受けますが、署長(渥美清さん)が健さんが夕張で事件を起こした時の担当刑事だった、という縁で温情により放免、という地でした。ちなみに武田鉄矢さんは「かりかち とうげ」を「かちかり とうげ」と云ってました。
また、新得駅は倉本聰ドラマ「北の国から'95秘密」で、看護師の螢が妻子ある医師と駆け落ちして根室落石(おちいし)に向かうのに富良野の純のところに寄り、そこから純の車で送ってもらった駅です。この新得駅は今年の3月末で富良野との間が廃線になりました。
それで、なぜ新得駅かというと、NHKラジオ第1 木曜の 「六角精児/澤田彩香 ふんわり」では六角精児さんが澤田彩香アナに立食い蕎麦の指南をするのが一つのテーマになっています。また、先週のTokyofm「ラジオのタマカワ(ラジタマ)」でも玉川徹さんが立食い蕎麦が好きだ、という話をしていました。それですっかり「立食い蕎麦」がインプットされたので新得駅の駅そばが目的でした。
↑ 新得駅の立食い蕎麦店です。
↑ でも残念!昼時なのに「準備中」でした。ありゃ休みかい?と車に戻ったのですが、3日後(11日)釧路に帰る時に寄ったら「本日はお休みです」の札が下がっていたので、「準備中」というのは、短時間店だけ閉めていたのかもしれません。
↑ 新得から狩勝峠、三の山峠(樹海峠)を越えて、富良野から美瑛に入りました。そこでセブン-イレブンに寄って夕食を調達しました。
↑ここのセブン-イレブンは、世界最古の店舗です。Since 1907(明治40)です。これに関しては、この店舗がある駅前通りについての説明が美瑛町のホームページに掲載されています。【引用開始】美瑛町本通り周辺は、景観に配慮した三角屋根、地域資源である美瑛軟石の利用、お店の歴史を表す創業年を設置するなど、自然と景観が調和した街並みになっています。【引用終了】のとおり、各店舗が創業年を表示しているのです。セブン-イレブンの前は食料品店だったのかな?
↑ いつもなら、美瑛から白金野営場への道を進むのですが、その途中に「青い池」があります。先月、妻が野営場でキャンプをした時、「青い池」の駐車場入り待ちの車がずら~っと並んで道路を塞ぎ、いつもなら美瑛の中心街から20分程度で着くのが、青い池の手前から1時間以上かかったというので、これを回避する裏道のチェックをしました。置杵牛(おききねうし)から白金野営場に回り込む道(上の画像)です。美瑛富士、美瑛岳、十勝岳がきれいに見えました。
↑ 途中、舗装が荒れた山道になって、ホントにこの道でいいのかな?と思いつつ進むと・・・
↑「←白金温泉」の標識が現れてホッとしました。
↑ 今回はケビンにしました。ホントは天幕派なのですが、3泊と短い滞在なので、テントなどの設営、撤収が面倒なことから横着しました。からっぽやみ(面倒くさがり)の性分発揮です。
↑ 朝のコーヒーです。前日、美馬牛の「Gosh」で豆を購入しました。
↑ 平日でしたが、そこそこ(車10台、バイク10台くらい)のキャンパーがいました。画像左の林の向こうにも広いテントサイトがあります。
↑ いつもテントを張る蛇口一つの水場です。かっては、蛇口が六つある屋根付き水場でしたが、数年前に雪の重みで屋根が倒壊しました。趣があった水場を惜しく思った管理人さんが、蛇口を一つだけ残して存続させてくれました。
↑ 吹上温泉白銀荘から十勝岳を望むの図です。白金野営場行に外せないのがここでの入浴です。サウナ、露店風呂もあります。風呂からあがったら大広間でのんびりできるので、回数券(期限なし)を購入して利用しています。
↑ 今回も昼食、夕食と2回訪れた「味枡」です。前述の駅前通り(本通り)にあります。味、料金もグッドですが、観光ブームになびかない、観光客に媚びない(接客が横柄というのとは全く異なる)、どんなに混んでも飄々と一人で切り盛りするマスターがいいです。
今回は写真も撮らず"ぐ~たらキャンプ"でした。寒くもなく、暑くもなく快適に過ごせた野営場行でした。
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