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東京に郷愁というのは相応しくないけど

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2024年(令和6年)
 今日の釧路 8月26日(月)
 日の出 4:40
 天気 (5:00) 雨
 気温 (5:00) 15.5℃
 気圧 (5:00) 1010.6hPa
 予報 曇り一時雨
 予想最高気温 22℃
 記載時間 9:20

20240826
イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
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今朝の釧路は雨です。9時の気温は16.4℃です。

BS 松竹東急は無料放送です。先日から「『男はつらいよ』55周年記念 渥美清特集」が組まれています。といっても、「男はつらいよ」は、今日と明日放送される「純情編(マドンナ:若尾文子さん)」と「花も嵐も寅次郎(沢田研二さんと田中裕子さんの仲を取り持つ)」の2本だけです。

あとは、既に放送された「拝啓天皇陛下様」、「続・拝啓天皇陛下様」、「拝啓総理大臣様」、「喜劇 急行列車」、「喜劇 団体列車」、「喜劇 初詣列車」です。「男はつらいよ」の監督は言わずもがなですが、「拝啓・・」の3本は野村芳太郎監督、「喜劇 〇〇列車」の3本は瀬川昌治監督です。

これらの作品は、何れも東京五輪が開催された1964年(昭39)前後に公開されています。ですから、街を走行する車は懐かしいの一言です。クラウン、セドリック、グロリア、デボネア、スカイライン、ブルーバード、コロナ、それに日野コンテッサ、いすずベレットなんかが普通に走っているのです。赤のスポーツカーはホンダS(500か600)かな?

それと、俳優陣が若い。「喜劇 〇〇列車」シリーズの「男はつらいよ」でいうマドンナは佐久間良子さんです。出演時は20代ですから、若いのは当然なのですが、なんとも新鮮な感じを受けました。

映画の配信サービスが始まる前、TSUTAYAの宅配レンタルを利用した時期がありました。その時に集中して見たのが、東宝の喜劇「社長シリーズ」、「駅前シリーズ」でした。森繁久彌さん、三木のり平さん、伴淳三郎、フランキー堺さんといった芸達者連が笑わせます。

この二つのシリーズの別の楽しみは、前述の車のほかに撮影当時の東京でした。「社長」も「駅前」も同時期(昭和30年代~40年代半ば)に制作されたので、シリーズの終わり頃の東京は、自分が上京した時(正確には、1970年[昭45]3月末、丹沢山塊連なる神奈川県秦野市南矢名67に移転)そのものでした。バイトをした銀座、友人の職場があった丸の内なんかが手に取るようにわかって、東京に"郷愁"という言葉が相応しくないのは理解していますが、なんかそれに似た感じを抱いたものです。

今、若者から「昭和レトロ」が支持を得ていて、昭和歌謡はYouTubeで人気なのだそうですが、昭和の喜劇映画にも目が向けられないでしょうか? それは、また別ものかな?

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