御茶ノ水に楽器店があって神保町にはスキーショップがあって秋葉原にはニッピンがあった
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今日の釧路 | 5月30日(木) |
日の出 | 3:47 |
天気 (5:00) | 晴れ |
気温 (5:00) | 7.4℃ |
気圧 (5:00) | 1005.6hPa |
予報 | 曇りのち晴れ |
予想最高気温 | 15℃ |
記載時間 | 12:10 |
今日の釧路は、晴れたり曇ったりです。正午の気温は12.8℃です。
録音しておいたラジオ日本の「オトナのJAZZ TIME」を聴きました。最終土曜日は週替わりパーソナリティです。今回(5月25日)はトランペッターの市原ひかりさんとギタリストの田辺充邦さんでした。このお二人は、出演する頻度は少ないですが番組の柱となる存在です。
それで、Ulf Wakenius(ウルフ・ワケーニウス)の楽曲を紹介する時に、このギタリストは弘法筆云々を地でいって、愛用のギターは日本製のそれも安価なものだ、御茶ノ水の楽器店なら雨ざらしになってもいいような場所に陳列されるようなものだ、という話をしました。こういう話、大好きです。
子どもの頃、家にあった「リーダーズ・ダイジェスト」にこの手の逸話が載っていました。例えば、ロールスロイスの広告で、その静粛性を強調するキャッチコピーとして、「あなたが車内で耳にするのはKienzle(キンツレ:車内搭載の時計)の音だけ」というのを見た工場の責任者が「あの音はなんとかしないとな」と云った、なんていう話は洒落てるなぁと思いながら読んでいました。
で、御茶ノ水の楽器店の話に戻りますが、バイト先(そのまま社員)が秋葉原にあったので、御茶ノ水から神保町界隈は日常の行動範囲でした。なので、楽器店がいっぱいあって、各々に引っ切りなし客が出入りしていたのも目にしていました。今思うと、釧路にUターンした私が、上京の折には中古カメラ店巡りをしたように、楽器に愛着を持つ人たちは、同じように全国から御茶ノ水を訪れていたのだと思います。
そして、神保町のスキーショップも同様だったと思います。そういう私は、吹奏楽部に身を置いたことがありながら楽器には関心はなく、東京にいた時はスキーをしたいなんて思ったこともありませんでした。さらにいうと、秋葉原の自社の角を曲がった所には「ニッピン」の本店があったのです。なんだか、今からすると贅沢な環境だったのだと思います。
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