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今日も昭和の話

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2024年(令和6年)
 今日の釧路 1月29日(月)
 日の出 6:41
 天気 (5:00) 晴れ
 気温 (5:00) -4.2℃
 気圧 (5:00) 1019.3hPa
 予報 晴れ時々曇り
 予想最高気温 3℃
 記載時間 11:30


20240129
イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
https://ha-chi.biz/


今朝の釧路は晴れです。11時の気温はプラスの0.9℃です。

ラジオで聴いた「きょうは何の日」。67年前(1957年 昭32)の今日、第1次南極観測隊が南極大陸に上陸しました。「昭和基地開設の日」です。国立極地研究所の南極・北極科学館 スタッフブログによると、正確には昭和基地開設を決定した上陸式が行われた日、ということです。昭和基地の建設が始まったのは3日後の2月1日からで、2週間で管理棟や発電棟など4棟を建設した、とあります。

このスタッフブログが面白くて、暫し読み耽りました。第1次隊は、当初は準備が主目的で越冬の予定ではなっかそうです。それが、現地の状況が良好で安全だと判断して11名が越冬した、とのことです。そして、第2次隊は観測船宗谷が氷に閉じ込められて上陸を断念、この時、任務を終えた1次隊と上陸できなかった2次隊の隊員は無事に帰還しましたが、1次隊に同行したカラフト犬15頭をやむなく置き去りにしています。そして、第3次観測隊が生存していたタロ・ジロを発見、となるのですが、その隊員の苦悩と喜びは、映画「南極物語」の高倉健さんと渡瀬恒彦さんのとおりだったと思います。

南極初上陸の時は、私は幼稚園に入る年(当時、幼稚園は1年のみ)でしたが記憶にあります。第2次隊の宗谷が氷に閉じ込められて、アメリカの観測船が救助に向かった、というのも憶えています。そして、タロ・ジロのことは明確な記憶としてあります。このニュースは、生存の一報に続いて、長い間いろいろなエピソードとともに報じられました。

南極観測隊は、戦後日本復興の象徴的存在の一つでした。紅白歌合戦の時には、昭和基地からの応援電報が紹介され、やがて、映像の生中継が出来るようになった時代まで続きました。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代背景にもなった東京タワー建設、その後の新幹線、高速道路の開通とセットの東京五輪、とワクワクの連続でした。

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