今日も昭和の話
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今日の釧路 | 1月29日(月) |
日の出 | 6:41 |
天気 (5:00) | 晴れ |
気温 (5:00) | -4.2℃ |
気圧 (5:00) | 1019.3hPa |
予報 | 晴れ時々曇り |
予想最高気温 | 3℃ |
記載時間 | 11:30 |
イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
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今朝の釧路は晴れです。11時の気温はプラスの0.9℃です。
ラジオで聴いた「きょうは何の日」。67年前(1957年 昭32)の今日、第1次南極観測隊が南極大陸に上陸しました。「昭和基地開設の日」です。国立極地研究所の南極・北極科学館 スタッフブログによると、正確には昭和基地開設を決定した上陸式が行われた日、ということです。昭和基地の建設が始まったのは3日後の2月1日からで、2週間で管理棟や発電棟など4棟を建設した、とあります。
このスタッフブログが面白くて、暫し読み耽りました。第1次隊は、当初は準備が主目的で越冬の予定ではなっかそうです。それが、現地の状況が良好で安全だと判断して11名が越冬した、とのことです。そして、第2次隊は観測船宗谷が氷に閉じ込められて上陸を断念、この時、任務を終えた1次隊と上陸できなかった2次隊の隊員は無事に帰還しましたが、1次隊に同行したカラフト犬15頭をやむなく置き去りにしています。そして、第3次観測隊が生存していたタロ・ジロを発見、となるのですが、その隊員の苦悩と喜びは、映画「南極物語」の高倉健さんと渡瀬恒彦さんのとおりだったと思います。
南極初上陸の時は、私は幼稚園に入る年(当時、幼稚園は1年のみ)でしたが記憶にあります。第2次隊の宗谷が氷に閉じ込められて、アメリカの観測船が救助に向かった、というのも憶えています。そして、タロ・ジロのことは明確な記憶としてあります。このニュースは、生存の一報に続いて、長い間いろいろなエピソードとともに報じられました。
南極観測隊は、戦後日本復興の象徴的存在の一つでした。紅白歌合戦の時には、昭和基地からの応援電報が紹介され、やがて、映像の生中継が出来るようになった時代まで続きました。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代背景にもなった東京タワー建設、その後の新幹線、高速道路の開通とセットの東京五輪、とワクワクの連続でした。
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