50年前に揃えたコンポ
1973年(昭48)から1974年(昭49)に揃えたオーディオ機器です。
プリメインアンプ
DENON PMA-500 1973年発売 ¥75,000
https://audio-heritage.jp/DENON/amp/pma-500.html
チューナー
DENON TU-500 1974年発売 ¥89,800
🔗 https://audio-heritage.jp/DENON/tuner/tu-500.html
レコードプレーヤー
MICRO SOLID-5 1974年発売 ¥54,800
🔗 https://audio-heritage.jp/MICRO/player/solid-5.html
スピーカー
AR-7 1973年発売 ¥26,000(1台)
🔗 https://audio-heritage.jp/AR/speaker/ar-7.html
カセットデッキ
SONY TC-2850SD(カセットデンスケ)1973年発売 ¥52,800
🔗 https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/tc-2850sd.html
オープンリールデッキ
TEAC A-2300S((4トラ19センチ) 1973年発売 ¥99,800
🔗 https://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/a-2300s.html
==ここまでについて==
オーディオ機器に関するデータ、画像は、「オーディオの足跡 オーディオ機器を何でも紹介」より、引用、コピーをさせていただき、記事へのリンクを貼らせていただきました。豊富なデータや貴重な画像などを利用させていただき感謝いたします。
(参考)
「オーディオの足跡 オーディオ機器を何でも紹介」
🔗 https://audio-heritage.jp/
「オーディオの足跡 サイトの利用について」
🔗https://audio-heritage.jp/about.html
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2024年(R6)2月8日に書いています。
私が東京で勤めた会社(バイトからそのまま社員)は、秋葉原(外神田3丁目)にありました。
1970年代前半(昭和40年代後半)、秋葉原はオーディオ街でした。まだ、ワープロもパソコンも店頭にはなかった時代でした。この頃、FM東京が開局したこともあって、エアチェック(FMラジオの録音)がブームになりました。タイマーをセットして自動録音というのが、オーディオ雑誌やFM雑誌で紹介されると、秋葉原では、エアチェックのコーナーを設ける電器店もありました。
といっても、簡単に購入できるものではありませんでした。私も関心大でしたが、車(トヨタカローラ Hi Deluxe)のマル専手形(月賦払い。マイカーローンはまだ一般的でなかった)がありましたから、オーディオには手が出ませんでした。
ただ、70年代前半は、高度成長期の中にありましたから、73年の秋に始まったオイルショックで物価が上がりましたが、賃金も上がりました。私の初任給は、72年(昭47) 7万4千円でしたが、73年(昭48) 10万円、74年(昭49) 14万円と上がりました。業種がビル管理業(床・ガラス清掃、ボイラー管理等)でしたから、東京に雨後の竹の子のようにビルが林立した時代にマッチしていたこともあります。
車を買った翌年に基本給が4万円上がったのです。マル専手形の払いは月2万円強でしたが、ガソリン代は会社持ちでしたし、社屋の向かいには「あきば食堂」があって、廉価提供がモットーの食堂でしたから、生活費に余裕が生じました。さらに、12月の給料は、4月に遡って基本給14万円で計算されましたから、その差額4万円×8ヶ月分がプラスされていました。
こうなると、気持ちが大きくなって、オーディオも夢でないぞ、となりました。さらに運良く、秋葉原の電器店には、幾つか床清掃のお得意様がありました。清掃には、電器店の定休日がないので、閉店時間後にバイトを引き連れていくのですが、店員さんには、北海道出身の人もいて、親しく話すようになっていました。
少しは値引きしてもらえるかな、と思いながら話を向けると、棚卸しの時に販売できない品が出るから、それを分けてくれることになりました。今でいう、ちょい喜寿(キズ)品です。キズといっても、機器の角のキズは落下した可能性があるので、はじかれる(除外される)ので、そういう品ではない。ちょっと擦ったようなキズだから品質には問題ない、とのことでした。
それで購入したのが上述のとおりです。揃うにはそれなりの時間がかかりましたが、安価で分けていただくことができました。私が23歳の時でした。
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