昭和、平成、令和の忘年会事情を探る
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今日の釧路 | 12月12日(火) |
日の出 | 6:44 |
天気 (5:00) | 曇り |
気温 (5:00) | -3.6℃ |
気圧 (5:00) | 1015.7hPa |
予報 | 曇り朝から昼過ぎ雪 |
予想最高気温 | 2℃ |
記載時間 | 16:50 |
イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
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今日の釧路は、6時くらいから雪になりました。16時までの最低気温は-4.9℃、最高気温は-0.1℃です。
今季初の雪かきをしました。予報の降雪時間帯よりも前後に長く降りました。気象台のデータは降雪量7cmになっていますが、郊外のわが家辺りは10cmくらいになったと思います。ハナから本気降りは勘弁してよ~と嘆きながら除雪に勤しみました。
12月になってテレビ、新聞では、忘年会に関するレポートや記事が続きます。月初めには、NHKが「忘年会は業務か?残業代は?」を放送していました。業務外と言いながら強制している、という声があったのが、番組で取り上げることになった発端だそうです。さらに参加強制なのに残業代がない、という反発もあるとのこと。社労士の見解は、実質的に参加強制だと業務になり残業代が発生する、というものでした。上司の「皆んな参加しているよ」も、不参加による不利益を匂わすことになるのでアウトだそうです。
北海道新聞には、コロナ禍を経て忘年会は復活しているが、一次会で切り上げる傾向が強くなっている、との記事がありました。コロナ禍により、夜遅くまで飲み歩く人が減ったのが理由だそうです。これが定着するのか、もう少し時間が経てば、コロナ禍以前に戻るのか、繁華街にとっては気になることだと思います。
でも、一次会で切り上げのパターンは、コロナ禍の影響だけでないと思います。これは20年前くらいからありました。私は酒屋の前を通っただけでフラッとする筋金入りの下戸なので、通勤も職場の飲み会も常にマイカーでした。そうすると、繁華街に近い駐車場を利用するのですが、昔は宴会シーズンでも空きを探すことはなかったです。それが、満車の表示が珍しくなくなったのが20年前くらいからでした。
これは説明するまでもなく、ホントは参加したくないけど、逆らって矢面に立つのは嫌だから、一次会だけ顔出して帰る、酒を飲むとタクシー代、運転代行の金がかかるから、飲まずに自分で運転する、といった人が増えたからです。
そうすると、「忘年会くらいは皆んな揃って組」は面白くない。つい言わなくてもいいことが口から出る。言われた「義理としがらみ組」は、自腹切ってまで文句言われたくないわい、と嫌悪感が増す。それを見ていた怖いもの知らずの新人さんが、そもそも業務外なのに何で強制なの?そんなら残業代出してよ、となる。これが、昭和、平成、令和と三代に亘る忘年会事情ではないでしょうか。
その昔は、忘年会、お年始、新年会、歓送迎会、花見、キャンプ、観楓会とありました。何れも愉しかった思い出があります。実際、お膳立てをしてもらって参加するのも、幹事になってお世話するのも、どちらも愉しかったです。さらに親会社には運動会もあって、その豪華な景品ともども羨ましいと思ったものです。どうなのでしょう?こういうのも"昭和"一括りにされて終わり、ということなのでしょうか。なんか寂しいなぁ。
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