真実一路
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今日の釧路 | 11月26日(日) |
日の出 | 6:27 |
天気 (5:00) | 晴れ |
気温 (5:00) | 0.1℃ |
気圧 (5:00) | 1015.3hPa |
予報 | - |
予想最高気温 | - |
記載時間 | 18:20 |
イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
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今日の釧路は晴れました。でも、風が強くて寒かったです。18時までの最低気温は-2.0℃、最高気温は3.4℃です。
今日は、クイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝競走大会)を見ました。この頃は、女子の大会も顔なじみの選手が多くなったので、テレビ観戦の面白さが増しました。そして、あと1ヶ月ちょっとで、元旦のニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)、2日・3日の箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)です。駅伝応援の気運が高まってきました。
クイーンズ駅伝の前は、昨日放送されたBSテレ東の「土曜は寅さん!4Kでらっくす 男はつらいよ 寅次郎真実一路」を4kではなく普通のテレビで見ました。この作品は、シリーズ第34作 1984年(昭59)12月公開の正月映画でした。マドンナは、大原麗子さんで、22作「噂の寅次郎」以来、二度目の出演でした。
夫の米倉斉加年さんは、日本橋に本社がある大手証券会社の課長、6時に牛久沼の家を出て、日本橋の会社に出勤、7時半からの会議に始まって、終業は21時過ぎが常、帰宅雨に軽く飲んで、家に着くのは0時、1時。そんな日々の中、居酒屋で寅さんの自由な生き方に共感した課長さん、無銭飲食寸前の寅さんの勘定を持って、そのまま牛久沼の自宅に泊める。
翌朝、夫や子供が出かけた後に寅さんが起きてくる、そこには奥さんの大原麗子さん一人、慌てて辞する寅さん。その数日後、課長さんが無断欠勤で行方知れず、途方に暮れた奥さんが、藁にもすがる思いで寅さんに電話、そこから二人で夫の郷里鹿児島に向かう・・・。というストーリーでした。
私は、この作品を映画館で見た時のことを憶えています。1本前(第33作)は、「男はつらいよ 霧にむせぶ寅次郎」でした。ロケ地は、釧路・根室だったのですが、寅さんどうしたの?と言いたくなるような暗い展開の作品でした。これは寅さんじゃない、寅さんこれからどうなるのだろう・・・。という思いのまま、この次回作を見たのでした。
そうしたら、冒頭はいつものように、寅さんの言動に腹を立てたタコ社長との喧嘩、「やるか!」「何を!」「表に出ろ!」そこから珍しくホントに表に出ます。参道で大立ち回りをする二人、おいちゃん、おばちゃん、さくらでは止められない、博さんを呼びにいくが間に合わない。竹ほうきを振り回す寅さん、大型バケツの蓋を盾にして防戦するタコ社長、騒ぎが大きくなった時、(お坊さんだけど)救世主の御前様登場・・・。というシーンでした。
これを見た時、これが寅さんだ、ホントの寅さんが帰ってきた、良かった、という嬉しさから、館内の笑いが静まっても一人大笑いしていたのです。そこに、周りからの失笑と冷たい視線・・・。ということで、この作品は、そんな思い出が残ったのと、再び「男はつらいよ」に熱が入るきっかけになったのでした。
「土曜は寅さん!」、来週は第35作「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」です。マドンナは樋口可南子さんです。まだ、ソフトバンクの犬と一緒になる前の若い頃の出演作です。役どころは印刷会社の写植技術者。恋愛塾の塾生は司法浪人の平田満さん。タイトルどおり、寅さんは応援側に回るストーリーです。
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