BSシネマ
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今日の釧路 | 11月7日(火) |
日の出 | 6:03 |
天気 (5:00) | 雨 |
気温 (5:00) | 15.7℃ |
気圧 (5:00) | 998.7hPa |
予報 | 雨のち晴れ |
予想最高気温 | 17℃ |
記載時間 | 13:50 |
イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
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今日の釧路は雨です。強い風は治まっています。13時の気温は15.0℃です。
昨日、BSプレミアムで映画「キネマの天地」を見ました。1986年(昭61)公開の盆映画でした。私は、映画館で見て以来、37年ぶりでした(だと思います)。公開当時、「蒲田行進曲」との兼ね合いで映画雑誌などで、あれこれ(映画会社の思惑云々など)話題になりましたが、今となっては、どちらも愉しめることを以て良しとする、でいいと思います。
この作品は、一定の年代の人であれば、誰(キャスト)が誰(実在の俳優)を演じているのか、すぐにわかります。たとえば、松坂慶子さんは岡田嘉子を演じています。戦前に「愛の逃避行」でソ連に逃れ、戦後暫くして(Wikipedia情報では1972年 昭47)帰国、という経歴をお持ちなのですが、私は、その帰国した時に大きな話題になったことが記憶にあります。
そして、岡田嘉子さんで一番憶えているのが、「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」です。シリーズ第17作、1976年(昭51)7月公開の盆映画でした。マドンナは太地喜和子さん。
上野の焼鳥屋で寅さんと知り合った日本画の巨匠青観(宇野重吉さん)が、播州竜野(兵庫県)を訪れた折、市長の公用車(懐かしいベンチシートの6人乗り)で移動している時、偶然、寅さんと再会する、その助手席にいたのが、気が回らない観光課職員役の寺尾聰さん(宇野重吉さんの息子)ということで客席がドッと沸く、という場面もありました。
話は本題に戻って、市の歓迎行事を抜け出した青観は、竜野で独り暮らし(箏の先生?)の志乃(岡田嘉子さん)を訪ねる、もの静かな会話の後、青観が「僕は、あなたの人生に責任がある・・・」と呟く、志乃は、はぐらかすようなほほ笑みを返す、青観は「後悔している」と続ける、そこで、志乃が「二つの後悔」を青観に問いかけるように話す。
というシーンが強い印象として残りました。シリーズ第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌」(1971年 昭46.12公開)で、博さんの父親(志村喬さん)が語る「庭先に咲いたりんどうの花」ともども、この映画を語る時、多くの人が挙げる名場面だと思います。
BSプラミアムでは、13日(月)に「キネマの神様」が放送されます。コロナ禍の中、山田洋次監督が志村けんさんを主役にして撮影していた作品として話題になりました。志村けんさんの遺志を継いだのは沢田研二さん、その若い頃を演じたのが菅田将暉さんです。つい最近見たのに、もうテレビに登場です。
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