« またも老いの繰り言だけど | トップページ | 寅さん笑いのツボの続き »

寅さん

.

2023年(令和5年)
 今日の釧路 10月30日(月)
 日の出 5:53
 天気 (5:00) 曇り
 気温 (5:00) 8.3℃
 気圧 (5:00) 1021.0hPa
 予報 晴れ朝晩曇り
 予想最高気温 14℃
 記載時間 11:50


20231030
イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
https://ha-chi.biz/


今朝の釧路は、8時過ぎから日が射しています。11時の気温は12.8℃です。

録画で、BSテレ東「土曜は寅さん 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」を見ました。シリーズ第30作で、1982年(昭57)12月公開の正月映画でした。マドンナは田中裕子さんなのですが、それまでの作品と違うのは、寅さんが、マドンナに恋する沢田研二さんの指南役に徹することです。

その後、シリーズ第35作(1985年 昭60.8公開)の「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」では、タイトルがそのものになって、樋口可南子さんに思いを寄せる平田満さんを指南します。また、シリーズ第42作(1989年 H元.12公開)の「男はつらいよ ぼくの伯父さん」以降は、寅さんが満男(吉岡秀隆さん)が恋路の闇に陥ったのを救ったり、満男の初恋の人(後藤久美子さん)との仲を応援したり、といったストーリーになります。

シリーズ7作目(1971年 昭46.4公開)の「男はつらいよ 奮闘篇」では、青森の中学を出て東海地方に就職したが、馴染めず転職を重ねた後、故郷に帰ろうとする二十歳前後の女の子(榊原るみさん)に慕われて、その子と所帯を持つことを真剣に考えた寅さんも、段々と歳相応の思考になっていった、ということだと思います。

寅さんは、全作、映画館で見ていますが、度々、笑いのツボにはまって、周りは笑いが収まっているのに一人だけ笑いが止まらず、ちょっと恥ずかしい思いをした、ということが何度もありました。

冒頭の「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」もそうでした。沢田研二さん演ずる三郎青年が、母親の骨納めをするのに菩提寺がある大分県の杵築市に向かう時、母親が若い頃に勤めていた旅館(湯平温泉)に泊まり、そこの主人と寅さんが坊さん(その母親に惚れていた)を呼んで、お経を上げるシーンがあります。

遺骨を前に順番にお焼香をするのですが、寅さんが間違って抹香ではなく、香炉の炭をつかんでしまい、「アチッ アチッ」と放り投げたのが、坊さん(殿山泰司さん)の背中に入り、飛び上がって暴れるのを参列していた縁の人たちが必死に袈裟を抜がす、というシーンが可笑しくて、可笑しくて、吹き出したまま暫く笑いが止まりませんでした。

明日に続く

|

« またも老いの繰り言だけど | トップページ | 寅さん笑いのツボの続き »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« またも老いの繰り言だけど | トップページ | 寅さん笑いのツボの続き »