ゆとり
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今日の釧路 | 10月21日(土) |
日の出 | 5:42 |
天気 (5:00) | 晴れ |
気温 (5:00) | 7.8℃ |
気圧 (5:00) | 999.8hPa |
予報 | - |
予想最高気温 | - |
記載時間 | 17:10 |
イラスト著作:「無料イラスト素材はちドットビズ」
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今日の釧路は概ね晴れでした。17時までの最低気温は7.0℃、最高気温は14.1℃です。
時間に制約がない生活をしていると、朝、本を読み始めて、気がついたら、外が暗くなり始めていた、てなことがあります。そして、パソコンに向かうと、目のピントが、AF一眼レフ黎明期のように、ジ~ッ、ジ~ッとゆっくり合焦します。
今日の北海道新聞一面トップは、道立校(小・中・高)の夏休み延長検討です。内地なみの暑さ、エアコンの低普及率、ということから、その対策が求められたものです。見出しを見て、そりゃそうだ、と思ったのですが、その分を冬休み短縮とか、年間の学習時間維持が条件、てな意見もあるようです。
だいたい、こういう議論は、暑さがピークの時に、エアコンがない教室と同じ条件の部屋でやらないとダメです。そうでないと、「炎天下の体育が危険なのはわかっているけど、カリキュラムを消化しないと・・・」を繰り返すだけです。
それで、ちょうど最近、ラジオの番組で、「ゆとり教育」の話題があったことを思い出しました。その世代の特徴として、競争心がない、協調性よりもプライベート(家庭、家族)重視、などを挙げて「ゆとり教育」を否定する声がある、また、その評価も学力の判定に偏っている傾向がある。
しかし、元々は、詰め込み教育では、世界の政治や経済の変化に対応できない、そのために、詰め込みをやめ、そのゆとりで生まれた時間を広い視野を養う職業教育に充てる、その結果として、変化に対応できる柔軟性を身につけることができ、国際社会をリードする一員になれる、といった内容でした。と書けば、きちっとラジオを聞いていたんだな、となりますが、骨子は覚えていたのですが、その表現はネット情報で補いました。
それはそれとして、競争心がないことは否定要素のようですが、競争心があってもなくても、何事も数に制限があることは、振り分けられるのですから、その結果を意としない生き方はいいと思います。それと、協調性よりも自分のこと、家庭・家族のこと、というのも、同調圧力に苦しんだり、予定調和で流されるよりも、ずっとずっと素晴らしい生き方です。何がいいって、穏やかな気持ちでいられることです。
周りのことを気にしていても疲れるだけですし、協調性を養うという名のもとの集団行動は、ガマンを美徳とする戦前・戦中教育の名残みたいなものです。ということで、自由意志尊重の「ゆとり世代」が中心になる時代は期待大です。ついでに、冒頭の夏休み延長検討は、すんなり大幅延長して、冬休みも短縮なし、そして、年間学習時間は削減、というのがいいと思います。
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