パンチが効いた70年代のレスカ
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今日の釧路 | 2月12日(日) |
日の出 | 6:25 |
天気 (5:00) | 曇り |
気温 (5:00) | -3.2℃ |
気圧 (5:00) | 1015.7hPa |
予報 | 曇り一時雪か雨 |
予想最高気温 | 1℃ |
記載時間 | 9:30 |
今朝の釧路は曇り、9時の気温は-2.9℃。
日々巡回先に昭和レトロの記事があって、レモンスカッシュのことを「レスカ」と略して言っていた、とあった。これは、自分が上京(正確には、1970年[昭45]3月末、丹沢山塊連なる神奈川県秦野市南矢名67に移転)した時に驚いたことの一つだった。
学生アパート「大根荘」には、住人ではないのに居着いている者がいた。その中の1人Sは親が金持ちで、新宿に出た帰り(家に帰るのではなく、大根荘に戻ってくる)は、小田急ロマンスカーに乗ることがあった。自分も一緒の時があった(電車賃はS持ち)が、その時、初めて車内販売で「レスカ」を知った。
レモンスカッシュを「レスカ」というのと、レモンスカッシュの存在そのもの、この二つを同時に知った。これは、いわゆるカルチャーショックだった。他にも、すき焼きの肉は豚ではなく牛で、煮るのでなくホントに焼くこと、ドラマ「肝っ玉かあさん」に登場する「おかめ蕎麦」「あんかけ蕎麦」が普通にあって、釧路にあった「かしわ蕎麦」はないこと、焼魚定食に鰯(いわし)を使っていること、カツ定が鯨肉だったこと、トンカツ屋さんで、ご飯大盛りにしたら、食べきったら大盛りの割増料がなかったこと、ほかのトンカツ屋さんでは、ご飯、味噌汁、キャベツはお代わり自由だったこと、等々とあった。
等々とあったが、レモンスカッシュは酒を飲めない自分には、まさに大人の味で、強烈なインパクトがあった。その点では、ドクターペッパーもそうだったが、際物っぽいというか罰ゲーム的というか、やっぱりレモンスカッシュが一番だった。さらに、それを略した「レスカ」という響きは都会感に溢れていた。
レモンスカッシュを知ってから、そこそこ長い間、喫茶店やボウリング場なんかにいった時は、専ら「レスカ」だった。その後、嗜好がコーヒーに変わってからは縁遠くなったが、ある時、自販機に缶のレモンスカッシュを見つけて飲んでみた。が、こんなのレスカでない、ということでレスカ探しをしたこともあったが、あの70年代前半(昭和40年代後半)のレスカはこれだ!ということにはなならなかった。パンチが効いたあのレスカをもう一度飲んでみたい。
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