オレンジつながり
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今日の釧路 | 5月8日(日) |
日の出 | 4:08 |
天気 (5:00) | 曇り |
気温 (5:00) | 6.4℃ |
気圧 (5:00) | 1002.5hPa |
予報 | 晴れ時々曇り |
予想最高気温 | 14℃ |
記載時間 | 7:30 |
今朝の釧路は、6時前から青空が広がっています。7時の気温は10.2℃です。
朝のラジオで、GW明けは「五月病」に用心、といった話をしていました。入学、入社など、四月に新しい環境で始まった生活が緊張を強いることになり、それがストレスになって、心身の変化として現れるのが、一か月を経過した五月頃なので「五月病」。これは、昔からあったことですが、自分にあてはめてみると、GW明けは、ロックアウトで長期休講でした。そして、オレンジつながりです。
四月に入学して、オリエンテーションが終わったら、前年に東京の有名校では終息した学生運動が、70年安保闘争の名の下に神奈川の丹沢の山々を眺める大学にやってきて、教授を取り囲んだり、大学のバスを学生課の建物に突入させたりの騒動で、連日の休講でした。そのままGWになって、明けたら、大学の敷地をぐるりと新しい頑丈な塀が囲んでのロックアウト。
一切の構内立入禁止です。学食にも生協にも行けません。学食の目的は決まっていますが、生協は何かというと、英文タイプライターを見にいくのです。オリベッティのオレンジ色の英文タイプライターです。私には無縁なのですが、何か惹かれるものがありました。その後も無縁だけど惹かれるは、車、オーディオ、カメラ、等々と続くのですが、そのハシリがこれでした。
で、休講中はバイトです。帰りの電車での愉しみは、夕刊フジを読むことです。まだ創刊間際で、記事に工夫がありました。スポーツ紙にはないエピソードが載っていました。長嶋の活躍は、朝、駅の売店で買う報知新聞で読んで、夕刊フジで、さらに情報を膨らませる、という愉しみがありました。
その夕刊フジが、宣伝文句で、紙名部分がオレンジ色だったことから、「オレンジ色のにくい奴」を謳っていたのです。何の脈絡もありませんが、オレンジ色のオリベッティ英文タイプライターと夕刊フジ、この二つがコンビで思い浮かぶのです。50年以上前の話です。
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