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できれば「苦ニモサレズ」でいたい

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 今日の釧路 2月20日(日)
 日の出 6:13
 天気 (5:00) 雪
 気温 (5:00) -0.6℃
 気圧 (5:00) 1011.2hpa
 予報 -
 予想最高気温 -
 記載時間 16:10

今日の釧路は雪です。16時の気温はプラスの0.6℃です。

気象台のデータでは、降り始めからの降雪量は8cmですが、少し内陸に入った中徹別(なかてしべつ)では23cmになっています。中徹別は、わが家から車で40分ほどの位置にありますが、2019年には最高気温36.1℃、最低気温27.2℃を記録しています。同じ釧路市でも、海岸沿いとは全く異なっています。

釧路の位置、産業、気象といったことを習ったのは、小4(1961年 昭36)社会科の副本でした。同時期に地理も教わるので、日本、北海道、そして釧路と勉強しました。当時、サッポロビールがCMで、「サッポロ ミュンヘン ミルウォーキー」と、札幌は世界のビール生産地の一つであることをアピールしていたのですが、それが、この三都市が北緯45°に並ぶからだと知ったのもこの時でした。

釧路の産業は、水産、石炭、紙・パルプの三大基盤産業が日本を支えている、というので誇らしく思ったものですが、今は揃って過去のことになりました。観光産業では、釧路空港に降り立った観光客は、釧路湿原を通って知床に向かうパターンが多くて、宿泊客数に結びつかないので、冷涼な地をウリにした夏季長期滞在者の誘致をしているいます。こちらは、道内一の実績がありますから、今後の期待は、全市天然冷房が産業に結びつくことでしょうか。

気象も変わっています。昔は、もう少し雪が多く寒かったです。近年は、雪のないクリスマス、正月ということもあります。三月のドカ雪(『彼岸荒れ』)も珍しくなりました(『彼岸荒れ』を望んでいるわけではありません)。寒さも、氷点下20℃を下回ったのは、ここ20年では、2019年(H31)、2010年(H22)、2003年(H15)だけで、2010年は2日ありましたから、日数でいうと4日だけです。

なんか、特徴のない町になった気もしますが、住めば都ですから、今さら他の地で暮らすことはできません(宝くじで大きく当選すれば、何を言い出すかわかりませんが・・・)。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を読み返すと、達成できているのは、「皆にデクノボーと呼ばれ」と「誉められもせず」だけですが、できれば、その後に続く「苦にもされず」でいたいと思います。

と書いていたら、雪が止んで日が射してきました。日没は17時ですから、雪かきをします。

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