またカタカナだけど「アンコンシャス・バイアス」
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今日の釧路 | 1月16日(日) |
日の出 | 6:50 |
天気 (5:00) | 晴れ |
気温 (5:00) | -2.9℃ |
気圧 (5:00) | 1011.5hpa |
予報 | 晴れのち曇り |
予想最高気温 | 2℃ |
記載時間 | 9:10 |
今朝の釧路は晴れです。9時の気温は-2.0℃です。
寝ていたら、スマホのアラームが鳴りました。トンガの大噴火による津波警報・注意報を知らせる内容でした。あれ?日本は「心配ない」ではなかったの?と思いながらラジオを聴きました。でも、そのうちに眠ってしまって朝を迎えました。今のところ大きな被害はないようです。
思い出すのは、チリ地震による津波です。私が小学3年生の時でしたから、1960年(昭35)のことでした。転校して間もない頃だった記憶があります。その学校は、海のすぐ近くで平地にあったので、突然、教師から、津波がくる、すぐ帰宅の用意をするように、寄り道せずにまっすぐ家に帰るように、といった指示がありました。
当時は、災害時に親が子を学校に迎えに来る、といったことはありませんでした。学校がそうしたくても、親への連絡のしようがなかったのです。家に電話があるなんてのはホントに稀で、商店兼自宅でない限り、電話はありませんでした。
なので、子供たちに寄り道せずにというのは無理で、級友と丘の上から海を眺めていました。思いがけず、学校が早く終わって良かった、といった呑気な気持ちでいたのですが、翌日になって、霧多布(きりたっぷ=浜中町=釧路管内の根室寄りに位置する)の大きな被害を知ったのです。
「なんか大変なことになった」の一番古い記憶というのが、このチリ津波だったと思います。状況を把握してそう思ったのではなく、親やきょうだい、近所の人、学校の先生、そういった人たちを見て、ただならぬものを感じてでした。浅沼社会党委員長暗殺、キューバ危機といったことと一緒に記憶にあります。
今日の北海道新聞に「アンコンシャスバイアス」の記事がありました。なんだ?と思いながら読んでみると、無意識の偏見、思い込みのこと、という説明がありました。そして、「性別による役割はあるか?」というアンケート調査の結果も載っていました。これは、内閣府が公表しているチェックシートに基づくものだそうで、男女の家庭でのこと、職場でのこと等の設問が並んでいました。
アンケート結果のYESが一番多かったのは、男女ともに「女性には女性らしい感性があるものだ」なのですが、これも偏見や思い込みになるのかな?そう思って内閣府男女共同参画局のホームページを閲覧したのですが、アンケートのほかに事例集や調査研究といったものがあって、結構な頁数なので、斜め読みで結論、というわけにはいかないようです。そして、この回答をする際には、「それでは今の世の中、ダメなんだよね」という視点と、自分の具体的な体験から思うこと(本音)では、相当な開きがあるように思います。
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