誤用もみんなで使えば・・・
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今日の釧路 | 10月30日(水) |
日の出 | 5:53 |
記載時間 | 9:50 |
天気 (記載時間) | 晴れ |
朝の気温 (5:00) | 13.6℃ |
朝の気圧 (5:00) | 1007.6hPa |
予報 | 晴れ時々曇り |
予想最高気温 | 16℃ |
今朝の釧路は晴れです。9時の気温は14.6℃です。暖かい朝です。
昨日のNHKニュースより。 まずは、萩生田文科相の「身の丈」発言と河野防衛相の「雨男」発言が問題になっていることです。
「身の丈に合った」は、話の内容よりも、それを大臣が言っちゃったのがアウトなのだと思います。
裕福な家庭の子が、教育の機会に恵まれているのは現実ですが、その格差を少しでも是正しようとする行政機関のトップの立場の人が、本音にまかせて発言したら、「それを言っちゃお終いよ」になっちゃいます。
河野防衛相の「雨男」発言趣旨は、==自分が防衛大臣に就任して、1ヶ月半の間に台風が三つもきた。その度に災害出動した皆さん(自衛隊員)はご苦労さまでした。==てなことだったのでしょう。
ただ、冒頭に冗談めかして、「私は雨男と言われている」の部分を多くの犠牲者を出した台風に結びつけたのが不謹慎ということなのだろうと思います。
どうなのでしょう。萩生田さんは消費増税延期発言のこともありますから、イエローカードあたりで、河野さんはレフリーに呼ばれて注意といったところではないでしょうか。
NHKニュースからもう一つ。日本語の誤用です。「砂をかむように」、「憮然」、「御の字」、「さわり」などです。私は、「憮然」と「さわり」を間違っていました。
「憮然」は『失望してぼんやりしている様子』が正しい用い方だそうですが、誤用の『腹を立てている様子』のほうを使っていました。「さわり」の正しい用い方は、『話の要点』とのことですが、誤用の『話の始まりの部分』だと思っていました。
過去には、「的を射る」を「的を得る」だと思っていましたし、「失笑」も寒いギャグの時などに用いていましたが、正しくは『堪えきれずに吹き出すこと』だと知りました。
ただ、「知りました」いっても、馴染んだ誤用は、時々顔を出します。昨日のニュースでは、斎藤隆先生が誤用も広まれば市民権を得た例は多くあると仰っていました。市民権を与えるのは誰なのでしょう?広辞苑かな?
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