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らしい着眼

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 今日の釧路 3月29日(金)
 日の出 5:11
 記載時間 9:50
 天気 (記載時間) 晴れ
 朝の気温 (5:00) -4.0℃
 朝の気圧 (5:00) 1011.0hPa
 予報 晴れ時々曇り
 予想最高気温 4℃

今朝の釧路は晴れです。9時の気温は0.3℃です。

昨日は、日中、夜間と短時間ですが、何度も雪が降りました。ただ、この時期ですから積もるまではいきませんでした。


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↑ それでも、うっすらとゴマ塩状に白くなりました。普段使わないデジカメで、逆光で撮ったら、かなりの青被りでした。レタッチするのが面倒なので、白黒モードで撮ったのをアップします。すっかり日が昇って、ほとんど融けてから撮った画像ですが・・・。

このゴマ塩状は、霰(あられ)です。家の中からではわからなかったのですが、ゴミ投げで外に出たら、丸い粒状の霰が敷きつめられたようになっていました。

麻生財務相が、25日の参院予算委員会で、北海道新幹線の延伸に関して、札幌を「奥地」と表現して、野党議員から、北海道では本州を内地とうが、奥地という言葉は使わないと指摘されたという記事がありました。

これは、予算委員会の翌日の北海道新聞でも扱いは小さかったので、三大紙などでは扱っていなかったかもしれません。

この記事の見出しを目にした時は、札幌を指したことではなく、北海道全体のことを奥地と表現したのだろうと思いました。でも、記事を読むと、麻生さんは野党の指摘に対して、函館から見て、札幌は奥地だということを今も函館の人は言うといった主旨で返しています。

そういえば、そんなこと聞いた覚えがあるな、と思っていたら、今日の北海道新聞の一面コラム「卓上四季」に、今も道南では、札幌を奥地と表する人が少なくないと書いてありました。かって、北海道の政治・経済の中心地だったことの自負心の現れかもしれないとも書いています。やはり、道南、函館の人たちには、松前藩から続く思いのようなものがあるのでしょう。

その点、遠く離れた釧路には、そういったものは皆無です。近年、道東の中心は釧路から帯広に移っています。民間では釧路から札幌に近い帯広に拠点を移す企業が多いです。

JRも帯広駅を高架にして、ホテル(JRイン帯広)を建てました。それに、道幅が広いアンダーパスもありますから、帯広にいくと駅前と駅裏がどっちなのか見分けがつきません。

釧路も駅前と駅裏の見分けがつかない・・・という笑い話(どっちも寂れているから)というか自虐ネタがあります。鉄道高架誘致の時も、商店街などの意思統一ができずに、誘致に出遅れたけど町が一つになって運動した帯広に持っていかれています。

その反省がないところが釧路らしいところです。ですから、そのうち官も道東の拠点を釧路から帯広に移していくことになるでしょう。なんたって、十勝の陳情は強いというイメージがあります。

そうなると、人口が帯広に抜かれた時がその時と思ったのですが、拠点を移すには庁舎のスペース(職員が増える)のこともあるから、そうは簡単にいかないのでは?という見方もあるようです。これまた、釧路らしい着眼です。

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