前途洋々
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今日の釧路 | 3月14日(水) |
日の出 | 5:37 |
記載時間 | 7:10 |
天気 (記載時間) | 曇り |
朝の気温 (5:00) | 2.7℃ |
朝の気圧 (5:00) | 1007.2hPa |
予 報 | 曇り時々晴れ |
予想最高気温 | 9℃ |
今朝の釧路は曇りです。7時の気温はプラスの3.1℃です。
昨日、所属する会からの帰路、信号待ちをしていたら、の~んびりと歩く若者を見ました。でも、横断歩道は素早く渡りました。そして、またゆっくりした歩調に戻りました。なんか、その感じがいいのです。
それで想像しました。彼は1日に卒業式を終えて ( 釧路の高校は3月1日が卒業式)、春から進学するのです。、あと2週間もしたら、釧路を離れて、東京か大阪、あるいは京都に行くのです。そんなことで、の~んびりしているのだと思います。前途洋々感に満ちていました。
それで思い出しのですが、ついこの前、昨今の世界情勢から、「よど号事件」の話になりました。1970年(昭45)3月末に起きた日本初のハイジャック事件です。その時、私は進学のために上京(正確には神奈川県秦野市)しました。と、いう話をしたら、若い人から、羽田空港は警備が厳しくて大変だったのでは?聞かれました。
いえいえ、当時、釧路から飛行機で上京するのは少数派というか、ごく限られた人だけでした。特に3月末とか4月初めは、繁忙期ですから、スカイメイトでは乗られなかったので、何の迷いもなく汽車でした。そう答えたら、そんなに驚かなくても・・・というくらいビックリしていました。若い人といっても、私よりも5~6歳違うだけなのですが、あの頃は、この5~6年に時代が変わったのです。
東京には5年しかいませんでしたが、その間に大阪万博、市ヶ谷の事件、浅間山荘事件、連続企業爆破事件、オイルショックなんかがありました。そして、バイトの時間給、給料がドンドンと上がりました。否が応でも、世の中が変わっていく感じがありました。
昨日、の~んびりと歩いていた彼は、来月からどんな日々を送るのでしょう。きっと、都会にあっても、世の中がどんなに変わっても、あの泰然自若の構えであれば、いけるような気がします。そんな雰囲気を持っていました。
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