50年前の北海道の4月
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今日の釧路 | 3月27日(火) |
日の出 | 5:14 |
記載時間 | 9:40 |
天気 (記載時間) | 晴れ |
朝の気温 (5:00) | -0.5℃ |
朝の気圧 (5:00) | 1020.4hPa |
予 報 | 晴れ |
予想最高気温 | 7℃ |
今朝の釧路は、よ~く晴れています。9時の気温は4.2℃です。
録音して聴いたニッポン放送の「吉田拓郎のラジオでナイト!」では、「秋田犬」を「秋田いぬ」と言ったり読んだりすることに触れていました。拓郎さんの話だと、NHKが1990年に行った調査では、95%の人が「秋田けん」と言う(読む)と答えたそうです。その後、何があって、テレビやラジオでは、「秋田いぬ」になったのでしょう?
これは、「秋田けん」と言うと、「秋田県」と重なる ( それにしてもアクセントは違うと思うのですが )から?と思って、「土佐犬」をgoo辞書で引いてみると、「とさいぬ」と表示されます。ATOKの大辞林も「とさいぬ」です。う~む、ちょっとした謎です。
昨日、BSプレミアムで山田洋次監督の「家族」を見ました。1970年(昭45)秋の公開で、井川比佐志さん、倍賞千恵子さん夫婦が、長崎県伊王島から、北海道中標津(なかしべつ)町に開拓(酪農)に入るストーリーです。フェリー、電車、汽車による移動です。途中、赤ん坊が死に、目的の中標津に着いた途端に父親(笠智衆さん)が亡くなります。
そのくらい過酷というか、無謀ともいえる移動です。私は、同じ年(1970年)に釧路-上野を特急で函館にいき、青函フェリーで青森に渡り、そこから寝台急行で上野にいった経験があります。18歳でしたが、それでも、ぐったりでした。なので、長崎-中標津を乳飲み子、幼児、年寄りを連れての移動ですから、無理としか言いようがありません。
この映画は、封切り時とその後もDVDで見ていますが、今回、感じたのは、4月上旬の北海道の風景です。根室本線、標津線(廃線)の車窓からの風景、中標津の牧場、ず~っと雪なのです。そして、中標津着いて2ヶ月経って、ようやく春がきます。
当時から約50年経った今、北海道に住んでいても、北海道の4月はこんなだったけ?と思ってしまいました。でも、実際そうだったのです。雪で交通網が乱れた入学式、道の泥濘みが原因のバスの折返し運転、GWの大雪で、一旦閉鎖したスキー場が営業再開、そんなこんながありました。この半世紀の気候の変化は大きいです。
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コメント
これはどうだ?と「アイヌ犬」を引いたら「あいぬいぬ→ほっかいどういぬ」となってました。びっくり。
「柴犬」も「しばいぬ」のようで「いぬ」の方が一般的みたいです。
ま、「猫」は「ねこ」だし「牛」も「うし」だしなぁ。
投稿: 長老みさわ | 2018年3月27日 (火) 13時58分
ご長老
アイヌ犬を「あいぬいぬ」というのは、耳にしたことがないです。
牛というと、松阪牛も「まつざかうし」になっていますね。
いつから、そういう申し合わせになったのでしょう?
連絡きてないなあ。
投稿: 心太@釧路 | 2018年3月27日 (火) 20時45分