釧路の気象データのこと
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今日の釧路 | 1月31日(水) |
日の出 | 6:39 |
記載時間 | 10:40 |
天気 (記載時間) | 曇り |
朝の気温 (5:00) | -12.7℃ |
朝の気圧 (5:00) | 1016.5hPa |
予 報 | 晴れのち曇り |
予想最高気温 | -1℃ |
今朝の釧路は雲が優勢でしたが、10時頃から日が射してきて、青空が広がりつつあります。10時の気温は-6.8℃です。
昨日の最低気温は-14.6℃でした。これは今季最低気温です。今朝も-13.3℃でしたから、4日続けて氷点下2桁台になっています。1月下旬が一番寒いと言われている証でもあります。
でも、今季は-15℃を下回っていません。氷点下20℃台が途絶えて8年目ですが、もし最低気温が-15℃台に至らないと、記録がある1910年(明治43年)から108年のうち、1997年(H9)に次いで2度目ということになります。と言って、-15℃を下回ることを望んでいるわけではありません。
釧路地方気象台の統計データは、1910年が始期ですが、それ以前の記録もあります。但し、測候所の位置が、釧路市ではなく、直線距離で40kmくらい離れた内陸の熊牛村(現在の標茶町=しべちゃ ちょう)でした。1890年(明治23)から1909年(明治42)の20年間は、ここのデータとして記録されています。なので、熊牛村測候所時代のデータを見ると、最低気温は-34.5℃、最高気温は20年のうち、15年が30℃を超えています。
これが、測候所が釧路移った1910年以降だと、最低気温は-28.3℃で、最高気温が30℃を超えた日は108年のうち、9日しかありません。標茶と釧路では、天候が全然違うので、今の統計データには含まれていないのだと思います。
ちなみに、1910年に釧路の幣舞(ぬさまい)の丘の上に移転した測候所は、その後、90年を経て、2000年(H12)に現在の釧路市幸町に法務局、税務署、釧路開発建設部といった国の機関と一緒に合同庁舎に移りました。でも、丘の上の幣舞町とは、ほとんど暑さ、寒さ、風の強さなんかは変わりませんから、統計のデータも継続しています。( なのだと思います )
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