避暑の長期滞在者誘致の次は合宿誘致のようだ
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今朝の釧路 | 9月3日(日) |
記載時間 | 10:20 |
日の出 | 4:48 |
天 気 (5:00) | 曇り |
気 温 (5:00) | 14.1℃ |
気 圧 (5:00) | 1007.8hPa |
予 報 | 晴れ時々曇り |
予想最高気温 | 20℃ |
今朝の釧路は7時過ぎから晴れています。10時の気温は19.4℃です。
台風15号は9時現在、三陸沖にあって、東北の太平洋岸と北海道東部が15m/sの強風域に入っています。その域内の釧路は、風が強く、秋桜がメトロノームのように左右に揺れています。それでも、台風の上陸はなくなったようなので、まずは安堵です。
今日の北海道新聞に、釧路がスポーツ合宿の誘致で奮闘しているとの記事がありました。合宿の参加人数×滞在日数で算出した延べ人数では、美瑛町がトップの2万人強、2位が北見市の2万人弱、3位は士別市の1万8千人強となっていて、釧路市は約8千4百人とのことです。
釧路のウリは、もう何度も書いていますが、1910年(明治43年)の観測開始以来、30℃を超えたのが9日しかないという全市天然冷房です。ただ、北見なんかは、もう何十年も前から、ラグビーの合宿地として知られていましたが、同じ道東でも、釧路は最近になって動き出したというのが実態です。避暑目的の長期滞在者の誘致では、断トツのトップなので、頑張れば合宿もいけると思いますが、そうは簡単ではないのかな。
記事には、釧路の課題は宿泊所の確保だとありました。夏場の観光シーズンと合宿が重なることから、宿泊場所がなくて、釧路合宿を断念した大学があったと記載されていました。
釧路市民からすると、内地資本や札幌資本の企業が、釧路から支店、営業所を撤退していく中で、ホテルばかりが増えて・・・という印象なのですが、それでも不足というのですから、夏場の需要は驚くほど多いということなのでしょう。でも、それに合わせてホテルを建てても、夏以外はどうする?というのがありますから、なかなかうまくいかないものです。
不思議なのは、トップの美瑛町です。美瑛町こそ、夏場の観光での宿泊者数が多いと思います。ホテルは、駅の並びに2階建のが1軒あるだけです。あとは、ペンションが数多くありますが、何十人単位を収容する所はないと思います。近くに白金温泉がありますが、夏場は観光客で満杯です。旭川市内も、一時の旭山動物園ブームが去ったとはいえ、それでも、何日も団体で宿泊できるところは、そうはないはずです。なので、不思議です。
とはいえ、実績がそうなっているのですから、何らかの工夫があるのでしょう。昔なら、合宿といえば、寺に寝泊まりなんてのもありましたが、今はそうはいかないでしょうから、釧路も冬はアイスホッケーの合宿があるのですから、夏のスポーツ合宿や、企業の研修合宿などの利用を見越した専用施設があってもいいのかもしれません。
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