交換さん
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今朝の釧路 | 4月4日(火) |
記載時間 | 16:30 |
日の出 | 5:00 |
天 気 (5:00) | 曇り |
気 温 (5:00) | -0.5℃ |
気 圧 (5:00) | 1020.5hPa |
予 報 | - |
予想最高気温 | - |
今日の釧路は、午前中は青空が優勢でしたが、午後からは晴れたり、曇ったりです。
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」は、東京五輪目前の昭和39年、茨城の奥 ( その名も奥茨城村 )にいる主人公が、東京の建設現場に 出稼ぎにいった父親の帰りを待っているところに、テレビのニュースで、北関東から出稼ぎにきた人が、事故に遭ったという報を聞いて、居ても立ってもいられず、父親の安否を確認するのに、近所の電話を借りて、交換を呼び出します。結局、父親は無事だったのですが、この交換を呼び出すというのが、なんとも懐かしかったです。
1970年(昭45)、釧路では既に手回し式電話を目にすることはなかったのですが、神奈川県秦野市南矢名の学生アパートは、管理人さんの部屋だけに電話器があって、それが手回し式電話でした。電話器の右に付いたハンドルをグルグルと回すと、交換さんが出て、釧路に電話したい旨を伝えます。そして、一旦切って、電話がつながるのを待つのです。今朝のドラマそのものでした。
この時代、長距離電話は、かける側も受ける側も緊張しました。長距離は電話代が高かったからです。市内は通話時間に関係なく10円 (家の電話は8円だったかな?)でしたが、長距離電話は、秒数でドンドン課金されました。ですから、用件を素早く伝えて、すぐ切るというのが常でした。それも、20時以降は安くなるということで、用事がある時は、20時を待ったものです。
帰省して、また東京に戻った時などは、無事に着いたことを知らせるのに、着いたら、呼び出し音を〇回鳴らして切るというのを申し合わせておいて、電話代がかからないように工夫していました。あの時代、電話や通信手段が今のようになるなんて、夢物語であっても、見たことも聞いたこともありませんでした。
そういえば、Panasonic製の最近の電話器やファクスには、0120、0800のフリーダイヤルを着信拒否できる機能が備わっているそうです。個別の電話番号を迷惑リストに登録するのではなく、まとめて、0120、0088を拒否できるという優れものらしいです。これはいいですねぇ。
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