杭と並んで釘も市民権を得られる?
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今朝の釧路 | 9月17日(土) |
記載時間 | 9:10 |
日の出 | 5:04 |
天気 (5:00) | 曇り |
気温 (5:00) | 19.5℃ |
気圧 (5:00) | 1009.8hPa |
予報 | 雨のち曇り |
予想最高気温 | 23℃ |
今朝の釧路は曇りです。9時の気温は20.1℃です。日の出の時間が5時台になっています。
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」も最終話に向けて、着陸態勢に入りました。アカバネ電気は、自社製品に厳しい指摘をした「あなたの暮らし」を敵対視しましたが、公開テストで欠陥を露呈して、一件落着となりました。でも、近年の日本は、アカバネ電気を笑ってはいられません。技術立国日本が揺らいでいます。豊洲市場をはじめ、こんな国ではなかったのに・・・という出来事が多過ぎます。
前述の「着陸態勢」の『態勢』ですが、私は、ず~っと「体制」を使ってきました。でも、ネットや書籍でも、「態勢」が大勢を占めています。ATOKイミクルの大辞林では、「体制」は国家、政治、社会、組織に用いられ、「態勢」は物事への対処して身構えることに使われる。と、あります。ならば、この場合は、「態勢」ということになります。
同じように、ず~っと「適確」を使ってきたのも、「的確」のほうが多く用いられているように思います。こちらは、大辞林では違いに関する記述はありません(ATOKイミクルの大辞林)。まあ、字からすると「的」のほうが、言い当てているように思います。
「的」といえば、ATOKでは、「的を得る」と打つと、変換前に《「当を得る/的を射る」の誤用》と表示されます。でも、同じくATOKで、「出る釘は打たれる」と打っても指摘はありません。検索してみると、コトバンクでは「誤用」ではなく「混用」という表現になっています。
そのコトバンクの「出る杭は打たれる」の欄には、【引用開始】[補説]文化庁が発表した平成18年度「国語に関する世論調査」では、「出る杭は打たれる」を使う人が73.1パーセント、「出る釘は打たれる」を使う人が19.0パーセントという結果が出ている。【引用終了】とありました。いずれ、「釘」を用いるのも市民権を得られるかも?
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コメント
語源の杭は恐らく海岸や川の岸辺に立てられている棒杭辺りを指すのでしょうが今は杭と言ったら建物の基礎下に打つ奴で、昭和30年代ならば打撃工法の「カーン・カーン」というのがいつでも何処かで打たれているという風景ですが、今やドリルを使った無騒音工法が主流なので「杭が打たれる」というものそのものがイメージできなくなっているかもですね。
実は「釘をトンカチで打つ」のも若い人はやったことない人が増えているようにも思いますが。
投稿: 長老みさわ | 2016年9月20日 (火) 10時16分
ご長老
棒杭ありましたね。杭といえば、〇化成建材のデータ流用事件が釧路でもあって、騒ぎになったのは1年前くらいのことでした。
基礎の杭打ちは、確かに音を聞かなくなりました。子どもの頃は、寝ているのにうるさいと思ったことが度々でした。
釘を打つことも日常ではなくなっていますね。学校では、危ないからということなのかな?
投稿: 心太@釧路 | 2016年9月20日 (火) 19時56分