おばちゃんと春一番のこと
今朝の釧路は雪です。5時の気温は-5.2℃です。予報は曇りのち晴れ。予想最高気温は3℃です。
寅さんのおばさんが亡くなりました。三崎千恵子さんが90歳と聞いて、そんなにお歳だった?と思いましたが、「男はつらいよ」の最終作(48作目)が公開されたのが1995年(H7)ですから、あれから17年経っていたのです。おいちゃんは、森川信さん、松村達雄さん、下條正巳が演じましたが、おばちゃんは、三崎千恵子さんが、シリーズ全作を務めています。
「男はつらいよ」で、一番実在しているように感じたのが、おばちゃんでした。いつも、家族や裏のタコ社長一家のことを心配し、旅から帰った寅に芋の煮っころがしを作ってやり、食卓を囲みながら、土産話を親身になって聞き、情にほだされ涙を流し、面白話には、「涙がでるほど笑ったよ」と寅を喜ばせていました。
「男はつらいよ」は、寅さん、おいちゃん、おばちゃん、タコ社長、午前様、博のお父さん、寅の母、寅の商売仲間のポンシュウさんが逝き、博・さくらの夫婦と満男、それに源公くらいになってしまいました。そんな柴又の光景を思い浮かべると寂しくなりますが、満男が結婚し(泉ちゃんかな?)、子供ができて、朝日印刷所は博が継ぎ、「とらや(くるまや)」は、従業員だった三平ちゃんがやっているかもしれません。
ラジオで聴いた「今日は何の日」。2月15日は、「春一番名付けの日」だそうです。詳しいことは言わなかったので、検索してみたら、気象庁のホームページにありました。【引用開始】気象の用語となっている「春一番」ですが、その語源については、石川県能登地方や三重県志摩地方から西の各地で昔から使われていたということなどさまざまです。その中で、長崎県郷ノ浦町では、安政6年(1859年)旧暦2月13日(新暦3月17日)に長崎県五島沖に出漁した漁師53人が、春の強い突風にあい全員遭難しました。このときから郷ノ浦の元居地区では、春の初めの強い南風を「春一」または「春一番」と呼ぶようになったそうで、いまでは町内の岬に「春一番の塔」が建てられています。 【引用終了】ということでした。そして、『名付けの日』となったのは、Wikipediaに【引用開始】「春一番」という語の新聞での初出は、1963年(昭和38年)2月15日の朝日新聞朝刊での「春の突風」という記事であるとされ、このため2月15日は「春一番名付けの日」とされている【引用終了】とありました。
「春一番」と聞けば、『♪ 雪が融けて川になって流れていきます』 か、『♪ 春一番が掃除したてのサッシの窓に』のキャンディーズですね。
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