『♪ とんかつの油のにじむ接吻をしようよ』 と森繁さんが歌った

今朝の釧路は快晴です。5時の気温は8.7℃です。予報は晴れ昼過ぎから夕方は曇り。予想最高気温は13℃です。

一昨日放送されたNHK-FM「つのだ☆ひろ の こだわりJ-POP！」を昨日聴きました（録音）。テーマは「食いしん坊の昭和歌謡」でした。そうしたら、森繁久彌さんが、『♪ とんかつの油のにじむ接吻をしようよ』と歌いました。え～っ！と思いました。その後は、花が咲いたとか、日があたって水が光っていると歌って、『♪ とんかつを食い　大きな鼻の穴でいっぱい空を吸おう』という歌詞でした。なんともダイレクトな面白い歌です。その名も「とんかつの唄」というのですが、森繁さんが、滔々と歌うのです。インパクトがあって、暫くは耳に残りそうな歌でした。

この「とんかつの唄」の前にかかったのは、コロッケの唄です。五月みどりさんの歌でした。『♪ こんがりコロッケにや口もない目もない』という歌い出しで、お馴染みの『♪ 今日もコロッケ　明日もコロッケ』へと続きます。それで思い出しました。昭和40年代後半、上北沢で友人Kと6畳1間のアパートに住みましたが、毎日のように、メンチカツを食べていました。

メンチカツは、銭湯の近くにあった肉屋さんの惣菜でした。最初、「カツ」なのに安いということで買ったのですが、食べてみたら、ハンバーグを揚げたものでした。その存在を知らなかったので、あれ？カツじゃないぞ。となったのですが、その味は最高でした。以来、廉価で美味のメンチカツが定番になりました。ずい分食べましたが、今もメンチカツは好物です。