1108 白金野営場行
8月25日(木) 雨
10時過ぎに釧路を出発。天気は曇りでしたが、十勝に入ると雨になりました。13時頃、新得の「ヴィレッジ432」で昼食。
いただいたのは、いつもの「牧場盛りあわせランチ」です。ライスには、家内が取ったカレーのルーをかけてもらいました。いつもながら美味でありました。
デザートは、すぐ近くの「そばの館」でソフトクリームです。
狩勝峠、三ノ山峠(樹海峠)を越えて富良野に入っても雨です。これは、美瑛町の白金野営場も雨だろうということで、「じゃらん」で安宿を検索。そうしたら、十勝岳温泉カミホロ荘が1泊朝食¥4000でした。ここなら、白金野営場も近くですから好条件です。
十勝岳温泉カミホロ荘に到着は16時過ぎでした。
外を見ると、霧が湧き上がってきます。
夕焼けも出ました。よ~く目を凝らすと、雲海の切れ目から街の明かりが見えます。
8月26日(金) 晴れ、曇り、雨、そしてまた晴れと雨。
朝は、眼下に一面の雲海が広がっていました。
雲海が消えてくると、上富(かみふ=上富良野町)の街が見えました。
風呂は朝4時から入ることができます。こういう時、早起きは得です。いってみると、案の定、露天は貸切です。
本家の真似をして撮ってみましたが、短足にはきついポーズでした。足がつりそうになりました。
内風呂は大きくはないですが、なかなか趣がありました。
十勝岳温泉カミホロ荘を出たのは9時過ぎでした。この時は、晴れていました。白金野営場へは、ちょっと下りたところを右折。「北の国から '95秘密」で宮沢りえちゃんが浸かった吹上温泉(露天)を左手に見て、それから、吹上温泉白銀荘を右手に見て、8kmほど走ると白金野営場です。
テントを設営していると、段々と曇ってきました。これは、また降るな。やっぱり山の天気だな。と思っていたら、ぽつぽつと降ってきました。急いで、テント、タープ張りを終了。雨漏りスノーピークにもタープをかけました。
昼食は、野営場から美瑛の街に向かって下りたところにある白金インフォメーションセンター駐車場に設置された「白金ビルケの家」です。
いただいのは、山菜うどん。
そして、「青い池」をイメージした・・・
2008年9月4日 K20D 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
美瑛サイダーです。
外のテーブルで食べていたのですが、大粒の雨が降ってきたので、中に移動しました。
昼食を終えて、美瑛の街に向かうと、虹が出ました。
そして、虹の根っこ(ここから虹という部分)も見ることができました。
夕食は、美瑛市街の「味枡」です。
ホタテのバター焼き
アスパラと舞茸のバター焼き
8月27日(土) 快晴
快晴の朝です。
気温16℃です。爽やかです。
朝の巡回に出発する家内。
美馬牛にある「Gosh」に10時開店をめざしていきました。
上の画像、まん中にあるのは、りんごの木です。
開店早々なので、テラス席は貸切です。
いただいたのは、ケーキセットです。「本日のコーヒー」は、『グァテマラ オーガニック』でした。
家内はロールケーキ。
私は、チーズケーキ。
昼食は、上富良野の「まん作」です。
今回は、暑かったので「鴨せいろ」をいただきました。
野営場に戻る途中、「新星館」に寄りました。司馬遼太郎の「「街道をゆく」の挿絵を描いた須田剋太と、人間国宝の陶芸家・島岡達三の作品が展示されています。
ここは眺望も素晴らしいです。
庭づくりをしていたオーナー館長さんから、この美術館に関する話を聞くことができました。一代記です。実に面白い話でした。館長さんの話から、検索してみると、北海道新聞旭川支社のサイトに氏に関する記事がありました。ご本人から話を伺った時、司馬遼太郎さんが、この館長さんを小説のモデルにしようとしたのも頷けました。
野営場に戻った後は、何もせず、うとうと午睡で時間を過ごしました。土曜日とあって、貸切だった広場にも家族連れなどのテントが張られました。
夜は、寝る前に吹上温泉白銀荘で入浴です。これは、野営場泊の3日間続けました。
8月28日(日) 快晴
今日も快晴です。
午前中には、ご近所さん達はテントを撤収して帰っていきました。また、広場を貸切です。我々は、どこへも出かけず、十勝岳の噴煙を眺めたり・・・
木陰で本を読んだり・・・
トンボを撮ったり・・・
トンボの影を撮ったりして・・・
15時のおやつは、豪華に虎屋の「おもかげ」です。
テントサイトから望む美瑛富士と美瑛岳です。
そこに西日が射し、木の影も長くなって・・・
水場も日陰になって・・・
山も赤く染まってきて・・・
夕日の空になりました。
8月29日(月) 晴れ一時曇り
3日続けていい天気というのは、子ども達ときた94年(H6)以来ではないかと思います。
そん中、テントを撤収しました。なぜかというと、25日に泊まった十勝岳温泉カミホロ荘は、BSフジが映るのです。事前に問い合わせた時、BSはNHKしか映らないということだったのですが、カミホロ荘は、地デジ難視対策衛星放送の対象地域なのです。東京で視聴するのと同じ条件です。ですから、ローカル放送になると、北海道ではなく首都圏の放送になります。その代わり、BSも全局視聴できます。
ということで、BSフジが見られるなら、今日は月曜日ですから、22時から「北の国から」の放送です。富良野市麓郷の物語を上富良野町で見る。これも一興ということで、再びカミホロ荘に泊まることにしたのでした。
テントを撤収後、白金野営場の主にご挨拶しました。
そして、主を真ん中にして記念撮影。
昼食は、再び「Gosh」にいきました。
いただいたのは、仔羊のローストと美瑛産馬鈴薯「北あかり」のグラタン、南瓜のチップス添えです。
それに、コーヒーはゴーシュブレンド、ケーキは洋梨のタルトです。
夜は、カミホロ荘で予定どおり、「北の国から」第7話を見ました。凉子先生の原田美枝子さんは、この時(撮影は1980年)、22歳だったのですね。毎回、若いなあと思いながら見ていますが、それが当然なわけです。
8月30日(火) 曇り一時晴れ
釧路への帰路、上富良野町開拓記念館に寄りました。
でも、月曜休館でした。公共施設は、なぜ月曜ばかり休むと言う人もいますが、それが一番効率よいからなのでしょう。それにしても、暑いなあと思ったら・・・
直射ですが、36.5℃ありました。
その後、南富良野の道の駅と十勝新得の漬物屋さんで土産を買い、帯広に寄りました。家内が長崎の友人に会うためです。『♪ 長崎から船に乗って 神戸に着いた』のではなく、長崎からスカイマークに乗って神戸経由で羽田に着き、それから帯広に入ったとのことです。
私は、その間、道東唯一の百貨店である藤丸にいきました。目的は、アラミスの4Lパンツを買うためです。春に来て買ったのですが、サイズがぴったりなのです。それで、あと3~4枚と思ったのですが、在庫2枚とのことで、それを買い占めました。
そして、道東カメラサービスにいきました。フィルムカメラのオーバーホールをお願いしたことはあるのですが、店にいくのは初めてでした。店主は、職人さんらしくないというか、とても話しやすい方でした。記念にOLYMPUS 35DC を購入しました。
家内と合流後、豊頃町の「朝日堂」に寄りました。札幌の友人Uが再三すすめるので、ここのアメリカンドーナツなるものを食べてみようと思いました。
でも、これまた定休日でした。
看板を見ると、月曜定休に火曜を加えたようです。忙しくて、1日だけの休みでは、身体がもたないのでしょうね。いや、商売繁盛で結構なことです。9月にまた十勝にいく用事があるので、その時、リベンジといきましょう。
今回は、5泊でしたが、うち2泊は旅館でした。ちょっと軟弱キャンパーですね。次回に向けて、備忘録として書き留めておきます。VAIO Pの予備バッテリーを持つこと。ポメラを忘れないこと。
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