1103 美留和行
3月27日(日)、1泊2日で美留和のきらの宿すばるにいってきました。美留和は、摩周湖の町、弟子屈(てしかが)町にあります。美留和(びるわ)という地名は、北海道新聞社刊 本田貢著「北海道地名漢字解」によると、アイヌ語の「裂けた・岩の・川」「泉が・ある・川」という意味だそうです。
きらの宿すばるには、昨年の3月以来、1年ぶりです。森の住人になった気分で、美味しい料理とつるつるの温泉を満喫という贅沢の極みを味わえるペンションです。ホールにあった旅日記ノートを読むと、オーナーご夫妻のお人柄に惹かれて再訪する人も多いようです。
到着して、ゆっくり入浴した後は、薪ストーブのそばで読書。
そして、愉しみにしていた夕食です。今回は、家内のリクエストで魚をメインにしていただきました。
スモークサーモン、生ハム、水菜とレタス、うにと白身の刺身、菜花とたらこの和え物、マッシュポテト・チーズをポテトチップスではさみオリーブがのっかったタワー。
野付産帆立の貝焼き
根室野付(のつけ) 尾岱沼(おだいとう)本場の帆立
椎茸、シメジ、舞茸、エビに蕪をすりおろして蒸してありました。野の風味たっぷりです。
ここで、ライスとコンソメスープ。
今回も大満足の夕食でした。美味でありました。家内は、「満足、満足」とベッドで横になって、そのまま朝までぐっすり。私は、もう一度、入浴してから寝ました。
マッシュ君は、ボールをくわえてオーナーの指示待ちです。
釧路では、すっかり消えた雪も、ここでは、カマクラだって暫くもちそうです。
露天風呂で、湯船の縁(へり)を枕にして、力を抜くと身体が浮きます。だまっていると、身体が右に傾きました。ちょっと首を左にすると修正されます。そのまま、じっとしていると浮いたり、沈んだりします。どうやら、息を吸うと肺が膨らむので浮く、息をはくと沈むという具合のようです。へぇ~なるほど。と独り合点しました。
パンとチーズは自家製で、これまた美味でした。食後は、コーヒーをおかわりして、まったりタイムです。
屋根の雪が融けて、雨だれになるのを見ていました。(雨だれは画面上部なのですが・・・じ~っと見るとわかるかも?)
きっと、星空がきれいに見られると思います。
自然の中で自然に暮らすというのは、きっと達人の域なのだと思います。オーナーご夫妻に接するとそう思います。そこに到達できないまでも、少しでも近づきたい。心からそう思いました。
次は、新緑の季節にと思っています(昨年もそう思いながら、1年経ってしまいましたが・・・)。
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