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遠かったコンビニ(美談かもしれない)

19時に書いています。

今日の釧路は概ね晴れでした。
起床時(4:00)の気温は-2.8℃、19時までの最高気温は8.2℃です。

同僚から聞いた話です。
でも、決して同僚本人のことではありません。

26日の日曜日、釧路は夜になって吹雪になりました。
21歳、独身、故郷の十勝を離れて、釧路で働いてるW君。
仕事を終えて、アパートにいましたが、急にチョコレートが食べたくなりました。
アパートからコンビニは徒歩1分。
でも、外は吹雪。風も強いです。
歩いていくには寒そう。だけど、車は夏タイヤに交換したばかり。
どうしょう・・・車でいけるかな。

アパートを出たのが21時ちょっと過ぎ。
車を出して、すぐ交差点です。
そこを左折・・・と思ったら、ハンドルは切っているのに車は直進です。
慌ててブレーキを踏んだら、車は横を向いてしまいました。
片側2車線を塞いでしまいました。

なにをどうしても、車は全く動きません。
次から次へと来る車は、彼の車を避けて進みます。
誰も助けてくれません。

焦った彼は、JAFに電話しようとしました。
でも、番号がわかりません。
さらに、折り悪く携帯の電池残量が、三本線のうち一本だけです。
これは、電話番号を調べようとしても、電池がもたない。

意を決した彼は、110番しました。
「道路、封鎖しました」。
聞いたことある台詞だなと思いつつ、そんなことに思いを巡らす余裕はありません。

やがて、ミニパトが到着。
叱られるのを覚悟のところ、意外にも「こりゃ、ダメだわ」。とのお言葉。
そして、警官は車を押してくれました。
でも、動きません。

これは、JAFを呼ぶしかないと、警官が電話してくれました。
ところが、この日は、思いもよらぬ吹雪です。
JAFに救援を求める車輌続出で、待ち時間3時間とのこと。
それでも、待つしかありません。

JAF到着までの3時間、警官はミニパトの赤色灯を回し、安全確保を続けます。
W君は、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ただJAFを待つしかありません。
時間が0時になった頃、JAFが到着。
助かった。これで警察官さんにも交番に戻ってもらえる。よかった。

でも、JAFの人が一言、「この車、引っ張れないなあ」。
そうなのです。車趣味のW君は、自慢のフルエアロなのでした。
これでもか!のフロントスポイラー、サイドスカート、リアスポイラー。
ジャパネットたかた、3点お買い上げの方に本革ステアリングをお付けします。
というくらいの豪華オプション。

もし、ワイヤーで引っ張るとスポイラー、バンパー損傷という事態になります。
で、JAFさんが出した結論は、アパートまで除雪しながら進む。
これを即刻実施。車体の下の雪を取り除き、進行方向の雪をかく。
これを、アパートまで、JAFさんと警察官が、やってくれました。
その作業、およそ1時間。

W君のアパートに着いた時は、1時を回っていました。
叱ることもなく、安全確保と車脱出に協力してくれた警察官。
料金発生の作業はしていないからと、出動費だけしか徴収しなかったJAFさん。
こんなこともあるのですねぇ。

21時にチョコレートを買うために、徒歩1分のコンビニに車で向かったW君。
帰宅したのは1時過ぎ。経過時間4時間。近いけど遠かったコンビニ。
これを書かずにいられようかという話でした。

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